=真澄記=
ある時、近隣俳諧の連歌師がこの村を通ったそうです。
連歌師は深草少将の芍薬の枯葉を折って、家のみやげにしようと畳紙の間に入れました。
するとたちまち雨が降ってきて、ひどく濡れてしまった。
連歌師は「また例の おうむがえしや むらしぐれ」と詠ったそうです。
雄勝の小町塚
今に残る芍薬塚