衣川の由来

=真澄記=

この衣川の源に「清浄が滝」(今は今は「障子が滝」)いう大きな滝があり、自覚大師がこの滝で袈裟衣を洗ったと言う。それよりこの滝を「衣が滝」、その流れの末を衣川と言うようになったそうだ。 
また、安倍貞任が命を惜しんで落ちた時、18歳の妻は夫の無勇を嘆き、稚児を抱いて衣川に入水したと言う。安倍貞任の居城の堀は、衣川の水だったそうだ。